Que sera, sera*

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亡き父へ

今日も朝晩、父の小さな遺影に
大好きだったコーヒーを供えて
手を合わせる。

遺影の父の笑顔につられて
こちらまで「ニッコリ♪」笑顔になりつつ

おはよう♪いつもありがとね。
ただいま♪今日もありがとね。
って自然と声に出る。


親のありがたみって、ほんと亡くなって初めて
身にしみるものなんですね。


悲しみとか寂しさとか・・・・ありがたいことに
あまりなくて。

そう思わせてくれるのは、やっぱり亡くなる前夜に
父に会いに行けたからかな。


あの日、雨が降ってなかったら・・・
あの日、仕事に電車で行ってなかったら・・・・
あの日、母の体調があそこまで悪くなかったら・・・
あの日、信号が赤じゃなかったら・・・・


ほんとに、不思議なほどの偶然が重なって
父に引き寄せられた・・・・と思う。


姉と私は、今後の父の介護について話し合うはずだった

日常からずっと、付きっ切りでお世話をした訳じゃないのに
あの日に限って、母の体調が限界だったため
私が父の夕飯に付き添った。

ベッドから起きるのもやっとだった父を、母が懸命に起こし
交代した。

父の夕ご飯は、お粥さん。
それも、震える手でスプーンに少しすくって
一口・・・。一休みしてまた、一口・・・。


途中で何度か「陽子、背中・・・さすってんか」と言われて
二度、三度とさすると「ぁぁ・・・もうええ。ようなった」と言う。


背中くらいなんぼでもさするのに・・・。


次は「陽子、テレビの音聞こえへんからもっと大きして」


はいはい。・・・と、テレビのボリュームは
十分な大きさだったので、これ以上上げれないと思い
「はいはい、これで聞こえる?」
と言って、2ボリュームをダウンすると

「ぁぁ、それでええ。よう聞こえる」って言う。


認知症の人の要求は、否定してはいけない。
うんうん。そうなんや~。そうか~。とオウム返ししてあげると
とっても安心するそうです。



父も、自分の要求が通った(…と思い込ませる)ことに
満足している。

食後のデザートは、父の大好きなイチゴ。
母が練乳をかけてくれている。


「イチゴ、食べる?」

「ぁあ。食べるで」と一粒を、10分ほどかけて食べた。


「ちょっと横にならして」と言うので、肩を貸して
椅子から横のベッドへ移らせて、横になる。


そのとき、私の肩に置いた父の手の強さを感じたときに
まさか、翌日に亡くなるなんて思いもしなかった。



ただ一つ、後悔していることがあるとすれば
生きている間に、ありがとうって言っておきたかった。

色んなことがあったけど・・・

あなたの子供で幸せでしたよ。




父の耳に届くまで、毎日朝晩「ありがとう」を
言い続けるね。








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